ぬれたかみのかおりに ほらねまたしせんはずした おなじにおいのだれかに わたしをかさねているのね だきしめたからだが ひきさかれるようにいたい こんなときでさえあなたは ちがうだれかをおもっているのね ひびわれたガラスのこころよ そのひとみにはなにがうつるの? きずだらけのこいでもかまわない キスしたくちびるさめたこいのおと ふれたかたのおんもりに ちがうとためいきひとつ いっしょにいるときでさえ わたしをみていないのね つないだてのかんしょくが まふゆのようにつめたい きづきたくはなかった あいのかけらさえないのね くだかれたガラスのこころよ そのはへんにはだれがうつるの? わすれてもいいきえてもいい つめたいうみのかぜがほおにゆれる 「もうおわりなんだね・・・」 くだかれたガラスのこころよ そのはへんにはだれがうつるの? わすれてもいいきえてもいい つめたいうみのかぜがほおにゆれる ひびわれたガラスのこころよ そのひとみにはなにがうつるの? きずだらけのこいでもかまわない キスしたくちびるさめたこいのおと
