君の笑い方は気の抜けた 炭酸のようで 好きだった 好きだったの こっちまで感染っちゃって もう小さなことぜんぶ どうでもよくなって 救われていたの キラキラした目が私を捉えた瞬間に 小さな火花がパチッと散って ああもうこのままずっと この目に映っていたいって 思ってしまったの ゆらゆら揺蕩うように生きる君を 繋ぎ止める術なんて私知らないから 少しだけ もう少しだけこのままで 等しく想い合うなんて 幻想のままで 夢のままでいいから ビー玉に夏の日差し乱反射して 心の中を掻き回す君のようだね ああもうこのままずっと 君に振り回されたっていい 君が好きなんだ ぼんやり眺めている視線の先に 何があるかなんて 私知りたくないから 少しだけ もう少しだけこのままで 不意に触れた指先が 心を支配して 溺れてしまってもいいから 見透かすような眼差しで私を 見ないで 火照った身体に 身を任せてしまう ゆらゆら揺蕩うように生きる君を 繋ぎ止める術なんて私知らないから 少しだけ もう少しだけこのままで 等しく想い合うなんて 幻想のままで 夢のままでいいから