パンフレットを開いた瞬間に カタカナ用語がダンスを始める 「終身」「定期」「医療」「がん」 組み合わせ次第で迷路の完成 シミュレーション表は未来予知 ゲーム でも数字ばっかりで頭が真っ白 「ここがポイントです!」って 笑顔で言われても どこがポイントなのか分からない 説明聞いても余計に分からない 知らない単語にまたつまずく 「要するにどういうこと?」って 聞けば 「詳しくは資料に載ってます」 A案B案C案... アルファベットが並んで 結局Z案まで出てきそう どれを選んでも一長一短 それなら最初から1つにして! なんでこんなに難しいの 頭が混乱するだけなのに 安心を買いたいだけなのに 逆に不安が膨らんでいく 選んでるつもりで選ばれてる それが保険の魔法かな? ネットで検索したら余計に混乱 「このプラン最高!」って 記事の下に 「絶対やめとけ!」って コメントあって 真逆の意見が同居してる 友達に相談したら違う答え 親に聞いたらまた別の正解 どれも本当でどれもウソみたい 情報の海で足がつかない 分かりやすさはどこにある? シンプルさはどこに消えた? 「自分に合ったプランが一番」 それを探すのが一番大変 なんでこんなに難しいの 本当に守りたいのはシンプルなのに 説明すればするほど曖昧で 「なるほど」より「え?」が増える 保険って安心の代名詞じゃなく 「混乱」の別名じゃない? なんでこんなに難しいの でも分からないまま加入する それもまた人間らしさで 失敗も笑える物語 今日もまた悩んで叫ぶ 「なんでこんなに難しいの!」 答えは出ない だから笑うしかない