週末のバイト 汗水垂らした 5千円札を下ろして 繋いできたこの一ヵ月と溜め息から 始まる給料日 今日も味気ない日だった なんていつものように戯れて 贅沢して暮らしたいなんて 思っているわけじゃないのにな 流れてゆく変化には どうしようもない事ばっか 指を咥えて過ごすのも 飽き飽きさ 灯りが途切れる 街灯を追って進む夜は 呆気なく 消えていくよ 僕の影も かつての面影も くだらねぇSNS人々は今日も 炎上に快感を覚えて 群がって盛り上がっている スクラップのように地獄絵図 街の人はどことなく 魂の抜けた顔をして ダンボールで暖をとって夜を越す 人々の横を通り過ぎていく 夕方のチャイムが鳴っても 人々はほとんど帰らないようで ラッシュにのまれて潰される 電車に駆け込んで明日も明後日も それが立派なように見えるらしい それで大人と認められるらしい とってつけたように僕等は 一般的を恐れているんだってさ 考えれば その度に 行先なんか真っ暗で いつの日からか 昔ばっかり 恋しがって 灯りが途切れる 街灯を追って進む夜は 点滅するような影に 写していた 僕の面影を ガラスを叩く 風の音 今日は心地良い気がしてた 気晴らしでもいい このまま 今日だけはもうこのまま 灯りが途切れる 街灯を追って進む夜は 点滅するような影に写していた 灯りが途切れる 街灯を追って進む夜は 呆気なく 消えていくよ 僕の影も かつての面影も