俺達はいつ死ぬんだろう そんな愚問ばっか並べて 黄ばみかかった満月に憧れを抱いた 誰とも分かり合えやしない そんな悲壮ばっか鳴らして 84.7Hz に合わせる 部屋に響くラジオ 微かに聞こえる遠吠えの先 俺にはわかるよ 狂おしい日々が 幾度なく重なる 暗闇の日々に 冷たい満月の下 孤独で震えている 帳を嫌って 一人で 叫ぶ 過ぎ行く 今が怖くて やつれた顔が鏡に 写る 何者でもない ような 俺をまだ 照らすか その光で 何にも思い通りには 行かないとわかっているけど 行かなすぎるっつーのも 飽きれちまうもんでさ 膨らませた妄想 全て掴んだ気になって 引き戻された現実に また呆帰る 宛もなく走り出すこの足はもう 躓くことすら 無意味な気がした それでも重なる暗闇を照らす 光を探してしまうんだ 誰にも理解されない されたくもないと言うけど 本当は認めてほしくて 見返したくって叫んでいるんだ 今立ち上がる 俺を 導くように 照らせよ その光で 見渡せばいつも 先を越されてばっかで うずくまっていたんだ それでも 思い出すのは あの日 見た 憧れ 孤独で 震えている 1月の月が 満ち足りていく どこまでゆけるか問いた 満月にまた答えを求め それでもまだ 届きそうなも気もするんだ 遠く吠える声が