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Sirius -/-(piano trio & poetry reading edit)

Track by奏まと

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  • 2023.02.15
  • 5:07
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歌詞

例えば輝きを追い求めたとして、 見えないものがあるとするならば その光に魅了された僕たちは、 盲目と言っても過言じゃない。 綺麗なものに手を伸ばし、 あんなに綺麗になれるなら 羨むばかりが人生だ。 自覚をしても虚しいだけだが。 違うことは怖い事だろう。 それは僕だって怖いものだ。 間違えることも、違うことも 罰として僕は浴びたものだった。 恥を晒せば汚れるばかりで 簡単に苦しいと言えたなら こんなにこんなに 鈍い輝きなどこの 身にはきっといらないだろう。 シリウスはまるでまるで 君のようだ。 綺麗すぎて手を伸ばしたら 灼かれてしまうばかり 僕という星に 君の光は 眩すぎて悲しくなるばかり。 僕がずっと 綺麗だったらよかったな。 僕が君のようになれたらよかった な。 僕はここでアイデンティティーを 無くした 自分じゃ光れないそんな星。 シリウスはまるでまるで 君のようだ。 幸せな君を見て僕はひとり ぽつんと言葉を吐き捨てて 鈍い輝きを自ら身に受ける 精一杯の輝きを 誠心誠意の煌めきを 愛されたかった一等星を羨む僕は この身を卑下してた。 夢を追わなくなったなら 君を僕は棄てられる 僕の中に巣食う君を どこかで必ず棄てられる 安価で口にできる甘いお菓子を 僕は必ず口にする 君は綺麗な花だから 君が枯れればそれでいい シリウスはまるでまるで 君のようだ。 順風満帆に見えない 君がどうも僕の様に見える。 そんな重ね方おかしいのにな。 そんな同情いらないのにな。 重ねる。 投影する。 己に腹が立っている。 シリウスはまるでまるで 君のようだ。 君は高嶺の花。 僕は道端に生えてる水仙で。 失う自己愛 自惚れた 自分に気付けず 削る命を嗤ったら 僕はそれで満足だろうか 本当は見えてる。 見たくないだけ。 シリウスはまるでまるで 僕のようだ。 孤独に輝く僕の手を 優しく取った温かな指先 眩く光る高嶺の星をどうかその手で 堕としてよ。 バラバラになる 孤独じゃないなら それでいいとも思えるの。 シリウスはまるでまるで 僕らだった。 孤独な宇宙にひとり投げ 出されるなら 君と一緒に輝きたい。 泣きたいほどに輝きたい。 一陣の光となりて 箒星にもなれる。 怖がらなくていい 僕らどこへだっていける。 シリウスのようだと 笑えるなら。 その先はもう孤独な星ではない。

4曲 | 2023

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