晴れ時々晴れ予報 淀みの一つすら見せぬ君の 雨模様が知りたいだなんて僕はさ 結構に最低だなんて 腐ってしまうのが 何故か心地が良くて 優しくあれるだなんて 思ってしまうんだよ 穿ってくれ、仮初の正義感に浸って 酔い痴れ惚けてなんか 気障ったらしいだろ 抱いた感情の全部が 正しいのか疑って判断材料に 度外視 僕は排して 気を揉んで日和を見ても 息巻いても仕方ないんだよ 踏み込んで答えにしなくちゃ 痛いのは僕なんだ これは僕の育てた痛みなんだ 毎回最後になって 大概愛を謳って バイバイねって巣立って風を読む フライヤー 大体全部捨てて 大海藍になって 最大限上がって花開く視界が 瑣末なことに縛られて 飛べなかったあの日を 後悔の味で分からせようとしている 夏だよ。と言わんばかりの 厚み増した曇を見て何だか 逸った気を伝えたいと思う相手が いるってだけで幸せな事なんだね 涼風の行く先に 君はいるかってボケっとして 滑空比と 高度落としてしまうその前に早く サーマルを見つけて 乗っていかないとな ハリボテの勇気で笑おうとして まごついた視線上僕はいない 「果敢ナイヨ。」ト吐カナイヨ。と 引き攣った笑顔が言うから 終わりにしなくちゃって これは僕の始めた縛りなんだ 会えなくなってしまうって 敢へ無くなってしまって 最後くらい笑って話したくはないか 絶対泣いてしまうって バレてしまってもいいって 最大限笑って離せるだろうか 毎回最後になって 大概愛を謳って バイバイねって巣立ってゆけ パラグライダー 会いたくなってしまって 敢へ無くなってしまって 最終章に至って意味を成すくらいだ 瑣末なことに縛られて 飛べなかったあの日を 後悔の味で分からせようとしている