遥か遠くで 頑張る君に 手紙認めます 僕はというと それなりには 楽しくやってます こっち来た日は 友の声が ただただ愛しくて 世間は狭い なんて言葉 ミサンガに願いました そりゃ楽しいよ 心から笑うようなことも あったりするんだけれど 泣き崩れたり ぶつかることも なくなってしまったんだ 君となら 出来たろうな 背中だけで 解けていくんだ 雨上がりの泥のぬかるみの上で 僕にとっての 君になりたい さて君もさ 話してくれよ 最近はどんななんだい 今じゃなくとも 遠い未来に 酒でも交わしながらさ 今その時 その気持ち 向こう見ずと言われても 愚痴ってみても 諦めるほど 大人にはなれないよな 氷面の坂を滑らぬように 踏み締めて歩いてゆけ なんてことを聞き分けるでもなくて その傷だけが君を諭す 未知だから駆け抜けれた 無知だから賭けていけた 無茶しいとか知っているさ痛い程 その無謀さに足竦ませず 走り続ける君に一言 しかめっ面で解くと分かったよ 僅かだけど視界を狭めたの 貯め込んだとっておき 青春を後目に 積み上げたものが 見えなくなったなら 気の休めに思い浮かべてほしい 彼方で君に願うは一つ 色々の背に崩れ落ちたとしても 叶わぬ夢を抱えたとしても 君たらしめている理由はちゃんと 取っておいてね