世界ってちっちゃいね 地図を見てわかったこと リュックを背負って 鏡覗いて おっとり刀で行く あれ?僕がちっちゃいね 世を渡ってわかったこと 君に出会って 肩肘張って 挙句わかったこと 中天厚みを覚えてゆく いつかまた何処で相見えましょう うらうらニコッと晴れやかに 「別れに涙は要らぬよ。」と そう言えど そう言えど うるうるるしたたった せ せ 世界に花束を 春爛漫門出にはらひらり 道中同士に行き合えど それがさ それがさ 君でよかった 放った言葉と裏腹に 「君は泣かぬか。」と呟いて 左様なら堪らず袖時雨 もっとさ 今日をさ 愛せば良かった うるうるる うるうるるっる うるうるるしたたった 怖いのだよ 下を向いて歩きたいよ お膝だってガタガタになって 立っているだけでやっとだよ 程なく君が過った 僕等出会わなけりゃよかった そうだよだってさ一人ぼっちが 辛くなることもなかったのにさ 忘れながら生きている自覚もなく 大人になってゆく 燦々ギラっと照りつけて 影法師並んで歩いた日 移ろえば 移ろえば うるうるるしたたった てんでんばらばら花吹雪 散らかった思い出の殆どで 困った笑顔を見せるのは いつでも いつでも 君の方だったから さ さ 最後は目出度と 満面の笑みを咲かせようと 誓っていたのが七秒前 本当に本当に 泣きたくなかった せ せ 世界に花束を 春爛漫門出にはらひらり 道中同士に出会うけど それがさ 本当さ 君でよかった 君でよかった 君じゃなきゃ駄目だった 涙が 涙が 潤潤 流 滴った うるうるる うるうるるっる うるうるるしたたった うるうるる うるうるうるるっる 涙が 涙が うるうるるしたたった。