君の元気にただ迷ってる 浮かぶ景色はどれも眩しくて これが最後の時間なんだよ いつも通りの僕等じゃいられないよ いられないよな まだ君に僕は 伝えなきゃいけないことがある 伸びる線路 次第に近づく列車 横並んで俯いて震えていた僕に 「もう 弱気になってしまうんだから」 背中叩いて伝った この温度に何度安堵して 遠ざかっていく夏嵐 どんな言葉選んで気取ったって 取り繕っていたって 掻き分けて笑いかけて 探してくれてありがとう 言えないのだ 言えないのだ 巫山戯てみせた涙の滲んだ君 夏惜しむ 分かり合ってる振りはしないから 怒鳴り散らしては 傷付けてしまったね そんな時でも逃げやしないのだ だって僕等の胸の奥で根深く 繋がっている 嗚呼、 君になんで素直に話せなかったのだ 止まる列車 開いたドア 「それじゃ、君も元気で。」 と言い尽くす前に もう零れてしまった弱音を 同じ言葉で返して僕等泣く 愛おしくなる 友よ、また会える日まで どうも弱気になってしまうんだから 背中叩いて伝った この温度に何度安堵して 遠ざかっていく夏嵐 どんな言葉選んで気取ったって 取り繕っていたって 掻き分けて笑いかけて 探してくれてありがとう 言えないのだ 言えないのだ 巫山戯てみせた涙の滲んだ君 夏惜しむ 笑って見送って さよなら手を振って 通り過ぎた風が やけに涼しくて 月並みな言葉だけど 出会えてよかった ありがとう ありがとう