道すがら世界を手にしたような顔と 万感の思いで凄んでみた私よ 死んでくれないか 希望抱いてばっか辟易なんだ 「だって何にもなんないよ」 と思えて投げ遣った匙を 後生離せずにいる 待つ間が花を知りぬるを 時折指折り数えて この度何回目?分かるでしょ バカもわかる様再三にわたってさ 七転び怪我をして 憂き目を見ながら教わり続けて どうしようもない私に 言ってしまうんだ君は こっち向けよ 僕はまだ死んでいないよ 胸を拉ぐ潤んだ瞳が 答えになって 一直線上惹かれ合っていく それでも僕はまだ生きていたいよ 長めに瞬いて一言 「未来以外君がいないと 思っているからさ、嗤えよ」 やがて散りぬるを嘆いて 見目麗しき永遠を願って その全部全部この呪いになった 痛いの痛いの痛いの飛んでゆけ ズキンズキン痛みを背に 受けて泣いてしまえよ 弱っちいんだし そうしたいが意外だ私の口で 「ざけんな、だって一生一回よ。」 と怒った私に気づいてさ 「そういうものだよね」 あぁ、幼気な貴方を見て かつての自分を重ねて一瞬 「思い出せ、思い出せ、 未来の僕よ。」と 叫ぶいつかの声の持ち主が僕自身と 知るのにこんなにかかるのか 忘れたんだよ 忘れていたかったよ 重い想い想いよ、消えてしまう様 胸を拉ぐ潤んだ瞳で答えを出して 置いてったんだ遥か彼方 そいつを持ってくんな 行ってしまえよ でもなんか嬉しくもなってきたんだ 一人じゃないと思えてしまったの、 笑うよ 「せめて貴方は…」と願って 只管に未来を描いて その全部全部この呪いになった 砕け散って 塵となって 積み上げた全部灰になって 無駄になって 嫌になって 渇き果てて瞳は影って 呪い合って 呪い合って 『二人で起こそうよパルプンテ』 世界に告ぐ 君といたこの瞬間を こっち向けよ僕等まだ死んで… そうだよ 僕等まだ死んでいないよ 胸を拉ぐ潤んだ瞳が 答えになって 一直線上惹かれ合っていく それでも僕等まだ生きていたいよ 眺めに瞬いて一言 「未来以外君がいないと 思っているからさ、嗤えよ」 やがて散りぬるを嘆いて 見目麗しき永遠を願って それら全て呪いになって とはいえ未来は描いて ただムキになって走って 共に同じ呪いを背負って その全部全部全部全部全部が 御呪いになった