どうしようもないな そんな事ばかり書き留めていた 今日くらいは 全部諦めたっていいよな もういっそ投げ出して今すぐ 此処から抜け出して 見た事ない知らない場所へ 行きたいな さよなら ドラマチックな平凡を鞄に詰めて 対岸を眺めていたんだ 滲んだ孤独は心地良かった 切れかけた街灯 線路沿いから 壊れたフェンスにしがみついて 咽せ返るような 重力に気づいてしまったよ どうだっていい事ばっかだ 続いてく毎日も 書き殴っている解も 何の為か解らないんだ 君の笑顔さえ灰色だ 翌る日はきっと綺麗だ やり残した事なんて何もないのさ 折れた羽根は優しい風を待ってる 惰性と手を取って踊っている 暗い暗い夜 ひとりぼっち プラットフォウム 終電を見送ったら私も居なくなる 長い長い夜 誰かの帰りを座って待ってる ごめんなさい 痛い痛い 壊してしまいたい 月明かりが私を刺して心の底が 透明になった 瞳に張りつく世界に溺れてしまった 君も、私も空っぽのままでよかった 生きてるだけで偉いはずだった 誰かに認められたかった ただ、許されたいだけだった どうだっていい事ばっかだ この気持ちの名前も 訳なく流す涙も 何の意味も持たない愛だ 君の笑顔さえ灰色だ 薄明はきっと綺麗だ 言い残した事だって忘れたいのさ 折れた羽根は優しい風を待ってる 枯れた声で君を歌ってる 急流に口づけて泣いている