君はきっと解ってたんだ この気持ちの名称を このままでいいとか 思っちゃいないけど上手に歩けない 君のカケラを拾った もう何処にもいない気がして 怖くなったの 思い出したよ 高架下で蠢くあの日の私 瞳の奥写ってるんだ 2人きりのパノラマ よくある未来を纏った横顔は なんだか遣る瀬無い 夢のカケラが刺さって 指先から青い血が出て 溶けていったの 苦しかったよ 上手く言葉に出来なくってさ 井の頭通り 朝焼け 不安と期待を混ぜた匂い 大人にならなきゃダメなのかな 逃げ出したくなる 揺れて消えてしまいそうだから閉じ 込めていたんだ どうして? 繋いでたはずのこの手も今は 汚れてしまったけれど 背中合わせの境界線を透明な季節が 巡ってる もう戻れないと思う程 言葉は積もってく宛名が 書けないまま 摩擦で蒸発した憧景 いつも他人事だった放課後 思い出が濃い影残してサヨナラは 聞き取れなかったよ 改札を抜けた通りを横切る 正しい人達 駅前の交差点が君を 攫ってしまうのは何故 教室の隅、カーテンの中 隠してた事、君に言えたら それを選んで、 魔法は解けて歩き出せていたのかな プカプカ泳ぐ魚みたいに 小さな世界を行ったり来たり 本当は何処に行きたいのかも 分からないままなの 揺れて消えてしまいそうだから閉じ 込めていたんだ どうして? 繋いでたはずのこの手も今は 汚れてしまったけれど 背中合わせの境界線を透明な季節が 巡ってる もう戻れないと思う程 言葉は積もってく宛名が 書けないまま