薬指に残った日焼けのあとが ぼくをジリジリと責める 汗ばむグラス残して 季節は背を向ける 良くない噂ならば 夕陽がもう染め抜いてる ふたりには関係ないさ 一度その手を取れば 惹かれ合うなら 求め合うなら 無理に 抗ったりしないでもいいだろう 予感してるなら これは夏のしわざってことにしよう とにかくぼくはきみがいい パラソルの向こうの灯台のあかりが 宵を急かそうとしても あの波音を辿って 唇を塞げる はにかむ足元で エスパが砂を蹴っても きみだから絵になるのさ 潮風目にしみる 試し合うなら 許し合うなら きみとじゃなくちゃ 意味はどこにもないのさ 戸惑ってるなら これも夏のしわざってことにしよう 今さら きみを離せない 惹かれ合うなら 求め合うなら 無理に 抗ったりしないでもいいだろう 予感してるなら これは夏のしわざってことにしよう とにかくぼくはきみがいい