ちょっとさびしい瞳をしたあなた ぼくの優しさじゃ足りなかった あっという間にお嫁に行った あれは恋だとようやく気づいた 笑顔がとっても似合うあなた そいつが死ぬほど好きだった だけどいつかは夜空の彼方 だんだん思い出せなくなるのかな 夢のような時間はすぐ溶ける まばたきが憎らしい 優しい声が素敵なあなた 一度囁いてほしかった そんなあなたに引く手は数多 どんな人が一人占めするのかな 霧雨が肩を濡らしてゆく 想い出が憎らしい ずっと見ていた横顔だけ 忘れないでいたいな ちょっとねじれた性格さえ 今はもう触れられないの あなたとの日々は おもちゃのチャチャチャ 愛しさで散らかっていった かなしい恋の呪文はラッタッタ あなたの気持ちは手に入らぬまま ちょっとさびしい瞳をしたあなた ぼくの優しさじゃ足りなかった あっという間にお嫁に行った あれは恋だとようやく気づいた ようやく気づいた