雨上がりの通りを 今度はひとりで歩いて きみのいない風景を ぼんやり眺めるぼくさ さっきまで 一緒にさしてた傘をたたみ 彼との事で 泣いて震える肩を思い出したよ それでも きみをたまらなく想うぼくは 自分に嘘をついて きみが笑えるようにと願っている 馬鹿だな 指先に光ってた 控えめなペアリングも FolliFollieの腕時計も 少し悔しかっただけさ かなしい恋ならやめて ぼくの肩に寄りかかればいい だけどきみの気持ちは 奪えないの たとえば 彼にどんな笑顔見せるの ぼくには知れない事 たくさんあるだろうけど やっぱり 馬鹿だな それでも きみをたまらなく想うぼくは 自分に嘘をついて きみが笑えるようにと願っている 馬鹿だな