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銀座乙女椿

Track by真壁寂室

174
3
  • 2025.09.09
  • 2:47
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歌詞

手離すものか。 小さな胸のときめきを。 ヱロ・グロ時代の 風にゆらる乙女椿。 女だって、あゝ女こそ! ...氣高く生きたいでせう? わたしだけの物よ此の人生。 ねぇ、 如何して狂って終つた世の中で、 もう、 ずっと女は我慢して来ましたの。 あゝ、 かつて女は輝く太陽だったわ。 そう、 きっと其れが映し出した陰なのね。 モダン東京銀座の街並み。 紫煙燻らせ枯らす燐寸の灯。 石畳叩く粋なハイヒール、 モダンボーイの視線を流し目に。 男は嫌い。 ノー・バット・フィーリング わたし貫きたいの娯楽主義。 髪はキッスカール、 優美な唇やルビーの指輪が 似合う素敵なわたしを 「はしたない」と云ふ。 ひとでなし。 手離すものか。 わたしらしく生きる権利を。 ヱロ・グロ時代の 風にゆらる乙女椿。 女だって、 あゝ女こそ! ...氣高く咲きたいでせう? わたしだけの物よ此の人生。 手渡すものか。 男なんかに生きる意味を。 エロ・グロだって想ふ、 あんたらこそナンセンスでせう。 時々ね、涙を堪えるけど 生憎他人の当たり前に耳は 貸さないわ。 手離すものか! 煌めく女の夜明けを。 未だ見ぬ時代の 風を起こす乙女椿。 悔しくて、 今は悔しくって。 でも、氣高く咲くの! わたしだけの素晴らしき人生。 涙が溢れぬ様に見上げた 都会のビルディング。 此れが仮令、徒花だったとて わたしはわたしだけ信じて 婀娜やかに咲いているわ。

1曲 | 2025

このアルバムの収録曲

  • 1.銀座乙女椿
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