AWA

万華鏡花火 (feat. おもちゃ菓子)

Track by真壁寂室

86
6
  • 2024.06.22
  • 3:25
AWAで聴く

歌詞

我が物顏で夜空に咲ひた 憎たらしひ夏花火だわ 何万発もの感傷は 好き故、此の戀は盲目サ ずつと、ずつとずつと苦しいんだ 貴方と見つめ逢へ無ひから 透き通る夏に覗ひた貴方のこゝろは 壊れた万華鏡みたいだ 私強がりで微咲んだ 生温ひ夜風が怖かつたの 貴男様の手を握り締めた ぎゅうとぎゅうとぎゅうと… 花火が何色なのかさへ 私にはもう解らなひから 真暗な瞳を閉じて 泣きたひ氣持ちとにらめつこ 何時も通りの咲みの奥に 貴女様、隠す本心 伝はる痛ひ程に 夏にふたりぼつち 「綺麗だ」...貴女様の方が 溢るゝ涙の音押し殺そう 亦、どんどんどーん 横顔ばつか見てゐたら 何故か見透かした顏で 僕の方を向ひて咲ふのサ 我が物顏で夜空に咲ひた 憎たらしひ夏花火だわ 何万回も目を凝らした 其れなのに此の戀は盲目だ ずつと、ずつと、ずつと悲しいんだ 何時かは見つめ逢へる哉 透き通る夏の煌めく音と匂ひに 想ひ出が湿氣て浮かんだ 「貴女様の笑顏は僕の所為」 「貴男様の涙は私の所為」 壊れた万華鏡を覗ひたら 何億ものこゝろ模様 我がまゝだつて同じ愛だ こんな自分でゐてもいゝ哉 未だ一回も見へなかつた 素晴らしひ世界はもう目前 ずつと、ずつとずつと言へなかつた 「何時迄も側に居てくれる哉」 好き踊る夏の打ち明け 最後の花火が恨めしや 貴方と枯れる程に泣ひた 嬉しさで想はず微咲んだ 言葉にする迄も無かつた 変わらなひ愛こそ盲目だ ずつと、ずつとずつと愛しいんだ 貴方と出逢へて良かつたわ 過ぎ去りし夏に溢れた喜怒哀楽は 枯れなひ万華鏡花火だ

このアルバムの収録曲

  • 1.万華鏡花火 (feat. おもちゃ菓子)
このページをシェア

真壁寂室の人気曲

この曲を含むプレイリスト

真壁寂室
の他の曲も聴いてみよう
AWAで他の曲を聴く
はじめての方限定
1か月無料トライアル実施中!
登録なしですぐに聴ける
アプリでもっと快適に音楽を楽しもう
ダウンロード
フル再生
時間制限なし