昨日のことも、覚えていない。 忘れたいことばっか。 未解決だった、あの言葉は、 視界の知覚で、遠くに消えた 理由を付けてしまいたくなる。 楽になりたかった。 狂ってしまった、時間軸を 無理だと知って、 正そうとしてしまう。 記憶の隙間に、偽善を押し込んで。 あなたの詭弁は、 聞きたくないらしいの。 身体の底から、全てを掻き出して 私は、泡となり、爆ぜゆく。 さようなら。 知ってしまった、代償にて、 手に取った意識が、今も煩い。 優越感に蓋をして、 中枢の方で、泣いてしまうのか? きっと、明日、明後日には 頭の中からも消えていく。 どうせ、その程度の嗜好、 儚い存在さ。 どうかお元気で。