色付いた生命が、 永久になっていく。 昔見た星によく似ていた。 ただ、衝動が紡いだ、 この景色は続いていく。 「記憶を始めようか。」 センセーション。 言葉も、声も、枯れていた。 砂を噛むような現状だ。 過去の行間に囚われて、 いつまで索漠としてんだ。 馳せて、辿った道筋は、 苦し紛れの延命か? その心、嘘じゃないなら、 恥ずべき事ではないだろ。 当て所のないような感情は、 人知れず、強い思いを書き出す。 絶好の合図を決めたなら、 間違いなく、すぐそこだ。 きっと音に為る、また一つ描く。 彼方の残響が、聞こえてくる。 それは、数多の願いのフラクタル。 さらば! 何時か此処から巣立った人よ。 もう、あなたの事は構いなく、 好き勝手遊んでるわ! 今、芽吹いた木が、時代を畝らす。 言葉にするとすれば、 「生命の脈動」 鮮やかな歌。 私秘性に富んでいる旋律は、 傾くばかりの運命か? あの日、爆ぜた起爆剤は 確かに、純然な、思考だ。 白紙に線を引く瞬間が、 唯一の、自分を救う行為だと。 結構な矜持でめでたいが、 外連も、まあ程々に… 際限のないような愛情は 底知れぬ、熱い鼓動を吐き出す 銘々の瞬間を切り取れば、 心臓にも、為り得ると。 声がする。揺蕩い、繋がる。 戯言と思われた憧憬が放つ、 捧げる祈りのクリスタル。 然れど、再帰の時は、訪れない。 そう!過去に囚われ続けず、 今日を向いて、生きていこう。 それが、残された者の物語。 澎湃たる世界に、証明したいの! 音に為る、また一つ描く。 彼方の残響が、聞こえてくる。 それは、数多の願いのフラクタル。 さらば! 何時か此処から巣立った人よ。 もう、あなたの事は構いなく、 好き勝手遊んでるわ! 芽吹いたぼくらが、時代を畝らす。 今、ここから始まる「生命の脈動」