ないたりしない ないたりしない とおくはなれる せなかにむけて ふりきれられぬ とまどうこころ とうきょうのそらに ほしあかり ながれてゆく すぎてゆく でんしゃのおとに かきけされて わたしのこえを だれかきいてよ ひがくれてしまう ざっとうのなか しゃがれるほどに ことばはもえて いえなかったけど すきでした だきしめられて くちづけをして このままときが とまればいいと おもったころは とうにすぎて わたしのこころに こいはなび さいてはちり くりかえし たかくふるえながら うちあがる わたしのなみだ だれにもみせない しずけさもどる こんびにのまえで かみかざりと ゆかたとあいす むねにしまおう なつのなみだ げたはからんからん おとをたてて わたしのまえに みちをつくるよ ものくろになる こころのかてい ゆらゆらゆれる かみかざり
