しろいのーとに はしりがき ふせんのいろは きれいでも ひょうしのかどは おれたまま うすよごれてる かしのーと あさひのさす ほんだなの ながいたびじ とおまわり みぎからひだり いろあせて ふけたすうじに わがみをみた ぺんをもつてが ふるえてる ななめにながれる もじをみて これもしかたが ないんだと ぽつり つぶやく なぐさめのこえ あいというもじは すくなくて こころというもじ ふえていく えにしにささえられながら いかされて いきるじぶんにかんしゃ あさひのさす このへやに やすらぎのめざめが きたとき きのうのこうかいがよぎって きょうはおだやかにと いのった ひびのあらまし ぺんをとり ゆめかうつつか わからずに じがじさんの もうそうかし わたしがよければ それでいい しろいのーとに はしりがき ふせんのいろは きれいでも おれたかどと よごれのあと わたしのうたを おぼえていて
