流れて行く雲に この身をなぞらえ思いをはせる 進むも退くも 定め無き世ならば 明日(あした)の事など知る術もなく 風の吹くまま 求め迷い続けた日々が 時の末期夢を支える 今はこれで終わるのならば 残す思いは一つ 砂塵を上げて 駆けぬける果てに 探し続けた物がある 風を越えて命果てるまで この身も焦がせ 今日、今、このとき 後生一生の花舞台 夢に消えるが我が定めかな 終わりゆく時代に 少しだけ遅く産まれて落ちた 巡り合わせか 時が満ちて違う時代が 牙をむいて脅しをかける 今はこれで終わるのならば 残す思いは一つだけ 刃を掲げ 鋼の時代が 終わりを告げるまではまだ 無理を承知で推してゆけ 砂塵を上げて 駆けぬける果てに 探し続けた物がある 風を越えて命果てるまで この身も焦がせ 今日、今、このとき 後生一生の花舞台 夢に消えるが我が定めかな