泡沫と消えて結ぶ日々に 仮初めの服を纏い眠る 決めかねた心の行く先は 咲く花のうつろうより儚く巡る 時の速さに また、もどかしくなる 明日に怯えながら 茜さす 日は雲に 雲は風に なにかいいことあるように 戯れに祈るたびに 思いはよぎる 何れにか己が由りは在りしか? 鏡成す見ても見えない夢は 玉響にたゆたう身に重く 色あせた日々の向かう先は 流れるまま揺られながら思いは巡る 季節の中で また、もどかしくなる 昨日に縋りながら 茜さす 日は雲に 雲は風に なにかいいことあるように 戯れに祈るたびに 思いはよぎる 何れにか己が由りは在りしか? 茜さす 日は雲に 雲は風に なにかいいことあるように 戯れに祈るたびに 思いはよぎる 空蝉の 人は世に 世は時に 明日はいいことあるように 慰めに祈るたびに 思いはよぎる 何れにか己が由りは在りしか?