年末ジャンボで未来を変える

歌詞

駅前に並ぶ黄色い売り場 赤い旗がひらひら舞ってる 「一等◯億円！」その文字が まぶしく光って目に刺さる 財布の中の小銭を握り 「夢を買うんだ」と列に並ぶ 隣の人は10枚バラ買い 前の人は連番セット 「どっちが当たりやすいんだ?」 答えなんて誰も知らない ポケットに入れたその瞬間 心はもうリッチマン 「当たったら家を買おうかな」 「いやいや世界旅行だろ」 「ローン返済?いや車か?」 妄想だけで笑顔が止まらない 帰りの電車でチラ見する 数字を合わせてニヤニヤする でも結果はまだ先のこと そのドキドキが一番楽しい 友達に話せば「俺も買った」 職場の同僚も「連番30枚」 気づけばみんな同じこと 夢で繋がる年末の風物詩 大晦日までのカウントダウン 「もしも」の未来に賭けている 「当たったら仕事辞める?」 そんな会話も盛り上がる そして結果発表のその日が来る テレビの前で手汗がにじむ 一桁目は合っている 次の数字もなぜか近い 心臓バクバク、あと一歩 だけど現実は遠かった 気づけば外れた券の山 でも「来年こそは！」とまた誓う 懲りない私とみんなの夢 これが「年末ジャンボマジック」 お金は増えなかったけれど 笑いと会話は膨らんだ 未来を変えるチケットは 実は気持ちの中にあった