「あなたの事を教えて」 さあ、 どんなキャラクターにしようか 見た目も中身の正反対の 理想の君を創った 「あなたの見た目を教えて」 笑顔が素敵で、愛されて どんな服も似合って あと、あの子の好みの顔 「ステータスを振り分けて」 勉強は平均的だって 一つ光る才能があって 貪欲に努力ができる人 ああ、こんな人になりたかったんだ 画面に映る僕と 久々に目が合った Ah ようやく忘れたのに 君のせいで 君のせいで 変えようも無いことが 苦しいのはどうして ダイスを振り直せば 僕だって 僕だって 君の世界に行けたらきっと こんな気持ちは魔法で消して 僕も僕を愛せたかな 今日も君に会いに行く 私はひとりじゃ歩けないし 魔力も体力も無限じゃないし 君が思うほど私は、強くはないよ でも君のコンプレックスなんかは ここじゃ少しも関係ないんだよ 努力して、戦って ただ勝ち負けが付くだけ 平等って怖いよね 画面の向こう側の 君と目が合った Ah また死んじゃってごめん 悔しくって 悔しくって 君がまたContinue 負けず嫌いな所も 君が強い理由だ 何度だって 何度だって 僕って勘違いしてた 理想の君がいるんだし 年齢も性別も 見た目も全部 君に任せてもいいかな 変えようが無いことは 逃げてみてもいいじゃない 君が一番のキャラクター 君になって 君になって あの日、君に付けた名前が 今日の僕らの名前になった 明日も君に会いに行くんだ 少し僕を好きになれるかもな