あの日の僕と似たような風が 向かい風となる日は 寝る時も まだこびり付く どうしようもできないのに この日のために用意した弓矢 ふと我に返ると 理由などまるでわからず 点と線を眺めている 細かく色づいたら 帰路を思い出して でも疲れてやめて 無理してたんだよずっと 晴れてくれ 誰も気にしちゃいないよ今更ね 君の名前も僕の名前も 愛しくなるその日は 夕立ちが来る日なのかも 想像し難くなる 空の白さに怯えたことも 背中が凍えても なにもかも忘れるはずと 気楽に生きてたいだけ 稲妻が終わり明日が開き ため息も呑まれて 居場所をなくしたあの虫でも たまごは割れる今日にも 細かく色づいたら 帰路を思い出して 今ピタッと心の声がしたの 醒めないで 草を撫でて まだまだフワッとした涙抱えてて 必ず やってみせる 誰も見ちゃいないから深い谷へ