真夏の前の あの温もりは どこかで彷徨う あのカゲロウ 真夏の後の カサブタの痕 すりへった靴と ぼくの砂時計 人はいつでも悔やむものだ 完璧じゃなくてもいい…! ちょっとひねくれてる愚かな枝 誰かに折られそう その時は素直にやられにいく 天空へ伸びてけ そして寒さとファイトする日も 砂時計携え 己に見せつけて自慢しよう 「できるはずだ」と 敵わないよな あの眼差しは 遠くの土地から響くメロディー 引き潮たちが僕を沈める アタリのない運命に出逢った 近づいてほしいと切に願う でもどこか怖さ感じた ちょっとラジオに似てる感じの 拡がるその声が 不思議なほどすべて沈んでく 地面を割いてけ そして不可視のものに遭ったら 砂時計携え 己に見せつけて自慢しよう 「意外といける」と 魂の熱で 燃え尽きないように 中火くらいで 花咲かせて 残り時間があるから 何をやってもできる 新しいはすべて美しく 輝く種 そして寒さとファイトする日も 砂時計携え 己に見せつけて自慢しよう 「できるはずだ」と ゆっくり進もう