この街の空気は むせ返るほど息苦しくて 自分が吐いた分だけ 更に光は奪われるよう こんな街でも君の隣だけは 澄んでいた気がしたんだよ もう一度、呼吸教えて 夢から醒める時の 浮遊感にも似た君の存在が 夢になってしまわぬように 雨が降った後には 湿った匂いが鼻をつく そんな日でも君は 相変わらずそうやって どんな景色だって 『君を映せば』 そんな日々すら失くして もう二度と届かない歌を 夢から醒める時の 浮遊感にも似た君の存在が 夢になってしまわぬように 夢から醒める時の 浮遊感にも似た君の存在が 夢になってしまわぬように 夢から醒めた後で 気づいたこの雨の後の匂いも 夢でありますように そっと