静かな街を ひとり歩く夜が 心の窪みを埋めて 不揃いな欠片を 積み重ねても 些細な揺れで崩れるの 誰かを頼る事なんて忘れていた 涙や痛みじゃ 報われない事を覚えて それでもあなたが 優しい灯 僕にくれた 「月なんて綺麗じゃないよ あいつは笑ってる気がして嫌いだ」 なぜだろう、 今は少しだけ縋りたいんだよ 涙や痛みじゃ 報われない事を覚えて それでもあなたが僕に光差して 信じる事も嫌になって 裏切りにも慣れて 約束すら馬鹿にする 嫌な大人になったな ひとりで泣いてた 何もない部屋で寂しくて それでもあなたは 涙や痛みじゃ 報われない事を覚えて それでもあなたが 優しい灯 僕にくれた 一つあればいいんだ