静寂を裂く 朝の光 長い夜を越えて 始まりが来る 冷たい大地に 一粒の願い 踏まれても 凍えても 根を張るように 生きてきた 信じた 未来だけを見つめて 雲間からこぼれた やさしい陽が 心の奥 照らしはじめる いま芽吹く 新しい私 夢はまだ 小さくても 風に揺れながら 空を目指す 希望という名の光に向かって 孤独という名の 静けさの中 小さな鼓動 確かに響く 誰かの言葉に 救われた夜 すべてが種になっていた 涙の雫が 育てた想い やがて花を 咲かせるだろう いま芽吹く 未来の命 痛みさえ 力になる 信じることから すべて始まる この胸に 終わらない春が来る 嵐の日も 闇の朝も 忘れない あの日の誓い 私は私で 歩いていく いま芽吹く 世界の中で 希望がいま 翼になる 果てしない空を 越えていこう 愛という名の風を受けて 芽吹いた命が 道を描く 終わりは 始まりへと
