また憂鬱の鏡が 僕を試す またそれを 無視しようとして 壊れて 遠くまで 行きたいなんて 思っても 別に本当に行きたい わけじゃないんだな マリンブルーの世界を 旅して 悪戯な想いが湧くまで 逃避行 無理やり上げた テンションが急降下 スパイクしてゆく 遠い寒空の下 閃いた 煌めいた 鳥のように 自由に羽ばたく翼は ないけれど ふらふらと 覚束無い足元の中で 今日と戯れている 明日と今日の境目が一つ あやふやになってゆく 堪え 昼下がり 意図したわけじゃない 自然と人工が 入り乱れてゆく ぶつかりを避けて 涙色をした 枯れた紙飛行機 萎れた羽を 羽ばたかせて 皆無だった場所に 音符を一つ 置いてく 花咲く日まで あとどれくらい かかりますか? 悶え苦しみ 駄弁る神様と 戯れる子犬の ストーリー 夢の声 もう君に届く言葉なんてないよ 優しい言葉も牙に 見えてしまうから 張り詰めた心の 片隅をくすぐることしか できないみたい 閃いた 煌めいた 鳥のように 自由に羽ばたく翼は ないけれど ふらふらと 覚束無い足元の中で 今日にちゃんと立ってる