世界がまるで絵画のように 見えた瞬間何かが弾けた あらゆる音が遮られて 君だけがくっきりと見えたんだよ これ以上前へ進ませぬと 誰かが囁いている 聴こえないふりを 続けて 馬鹿なフリして進む 膨らみ続ける恋心 息の続く限り 吹き込め 気が滅入った時こそ 夜になる前の時間に歩く いつもの遊歩道 軽やかなステップを刻んで 足りないものを補い合うんだ 潔いほど真ん丸な月に 柄でもなく願い事 紙に書いたはずのメモが いつの間にか消えてた 影が遠くまで伸びていく 明日の空を思い浮かべて 膨らみ続ける恋心 息の続く限り 吹き込め 気が滅入った時こそ