月と重なり 溶けてゆくように引力に 逆らってみたんだ 午前0時の知らせが少し 焦らせるけれど気にはしない 逃げれば楽になると囁く 声がするような気がしたけど 曖昧な境界線は変わらず存在し 続けている 何かを信じたくても 信じられないままなんだ 積み上げたものが一瞬で 無くなってくから 理想と現実の中で 有り余るほど時間はなくて 永遠を求め出会いと別れを繰り 返してく 色褪せてく思い出をこの先引き 連れてゆくつもり? ぼろぼろになっても期待して 待ってしまうんだ 一度は諦められたことで 晴れやかな気持ちになったけど どこか憂鬱な気持ちにもなって 途方に暮れていたんだ 言葉にならない気持ちはもう 形にもならず宙に消えてった 本当の自分なんていないと 思い知らされてしまったよ 虚なままの街並み 一体誰のせいなんだ? 砂漠の中に捨てられたみたいで 泣いてた 暗い夜を徘徊し誰にも 気付かれないようにと 点と点を繋ぐようにしか歩けなくて 全て壊せるのならば 一度壊してみたくもなって でもやっぱり後悔しそうで立ち 止まっていた 理想と現実の中で 有り余るほど時間はなくて 永遠を求め出会いと別れを繰り 返して 生きてゆくんだ 色褪せてく思い出をこの先引き 連れてゆくつもり? 重い荷物は置いて明日を 夢見ていいかな? 今やっと辿り着いた 場所に何かの答えがあって 全ての悲しみを集めて解放されてく