火が二度と灯らないと知ったら 無力悟って帰ろうか 旅は随分と 楽しかったりしたよ ここを離れ合う為に 吹く風が在ると云う まだ見えないけど 度し難い日々にとどめを 刺してくれ 光や興味をくれ そもそも誰の手も 余ってないだろうけど 逃げ去らない為に 鍵をかけられてる 過剰だが俺は多分 生まれる前のすがた まだ尽きない熱りを追って 未開の今日に辿り着いた 気に入らない飾りを投棄して 正しい唄を書く 通り雨抜けるまで 飛び立たないでって 今日を諦めるまで 飛び出さないでって 火が二度と灯らないと知っても 無力悟んないでいるなら 旅は随分と 美しいのに いつか分かり合う為に この風が在ると云う もう要らないけど 明日を射たい 見たくない そぞろに乞う 街のどこかで 肥大しない期待 掻き集めてるんだよ ずっと まだ尽きない熱りを追って 二階の牢に潜り込んだ まだ僕は孵らないんだ まだ まだ