君に言わなきゃ駄目なことは 幻だった未明のどこか 確かに思えた計画は 微かに覚えてる 今更を語り出す冒頭 繰り返す 目にあまるドラマ 悲しくない続きを待っているのは 誰でもない誰か 回送して行くだけの 旅ではない始まりはどこか 微かに交わした約束は 確かに覚えてる 遠くの街か 空白の彼方 壁を隔てて 見えない何か 描けないものを 目掛けて行く 「ずっと」っての どこにも無いだろう 今なら通じ合えるはず 振り返るその 背が語るドラマ 悲しくない続きを待っているのは 誰でもない誰か まだ癒えない喉を使い果たし 一生消えない 一小節を成す 悲しくない続きを待っている誰か 駆け出す姿は風のよう