眠れない夜に溶けた静寂 窓の外 揺れる月の吐息 誰にも届かない囁きが 君の耳元で震えていた 触れられたくて でも怖くて 心だけが裸になっていく 一人の夜に溺れたまま 名前を呼んでしまった ねぇ、今だけでいい 愛してるって言わせて この温度が嘘じゃないなら 指先で感じてほしい キスより深く 鼓動より近く 君の孤独を愛してみたい 何度も強がって見せたけど ほんとは誰かに抱かれたかった 愛されることに飢えた日々を 君はただ隠してたんだろう 優しさだけじゃ満たせない 夜の底で光を求めてた 震える唇の熱が 僕を“君だけの場所”に変えた ねぇ、壊れてもいい 今夜だけは信じて この声が届く限りは 何度でも名前を呼ぶ 涙の先で 愛がほどけて 夢のように 交わる吐息 「おやすみ、Unn……」 月が見ていたキスは 誰にも言えない 秘密の約束 今も 君の胸の奥で そっと 燃えてる
