たった一つの言葉に揺れて 光を絶っていた そっと聞こえる声を殺して 静かに泣いていた 行ったり来たり忙しい季節は 何を奪っていった? 待ち合わせしてたことを忘れて 誰を待ってるんだ? 「きっと僕は間違ってるんだ」と 鏡越しに君は呟いて 答えは一つなわけじゃないけど 本当の僕は今笑えてるの? 降り始める雨の音で耳を塞いで 臆病じゃないよと 怖くはないよと 破れかかってた傘を広げる 今 流れる僕の色を 必死に集めるんだ 暗闇にいて見えなかった僕の色は 輝いてるかな? 雑多な人の波をかき分け どこに向かってるんだ? 見慣れた道に今日は背を向け 荷物も無いままに いつか夢みたモノでさえも 変わる変わる形を変えて 答えは一つなわけじゃないけど 何も知らず僕は探してるよ ほら交わる この世界の影と影が 重なってく 色濃くなってく 強くなってく 意味を成してく 今流れる僕の色を 必死に集めるんだ 海の底にいて息を忘れた僕の命は まだ生きてるかな? 降り始める雨の音で耳を塞いで 臆病じゃないよと 怖くはないよと 破れかかってた傘を広げる 今 流れる僕の色を 必死に集めるんだ 暗闇にいて見えなかった僕の色は 輝いてるから