すっかり五時前 夕日に染まってゆく 瞬きもせずに いったい何処まで ずっと電車が止まるまで ゆらゆら揺れる 落ちてゆく 分かってる もう触れられないものなんでしょ う? 二月の風はなんだか冷たいから 頰を伝う涙が熱いな どうか不安よ 僕から消え去ってよ このままじゃ前が見えない 見えないや そんなに急いだって 座れやしないよ きっと今日も いったい何処まで ずっと電車が止まるまで ゆらゆら進む 辿ってゆく 帰る場所は もう決まってるはずなのに 嘘はつけないよ 逃げるなんてできないんだよ 変わってゆく景色が怖いんだよ どうか不安よ 僕から消え去ってよ このままじゃ前が見えない 見えないや いったい何処まで ずっと電車が止まるまで 二月の風はなんだか冷たいから 頰を伝う涙が熱いな やっと見つけた 生きたいと思えたんだよ 眩しすぎて前が見えない 見えないや