だんだんと蔑み重くなった 自意識の中で 泳いでふと息ができなくなって 夕映 沈んでいった 内側から燃え尽きるように 溢れた言葉が また僕らを刺し 苦笑って歩き続けた その後で 少しだけ君が見えた まだ雨の匂いがする 酷く痛む唇は切れている 怖くなって許した声だけが まだ響いていく 洗いざらい覚えている 祈るフリ どこまでも知っている 壊れきってる街に ただ遠くへ逃げていた 指先に開いた切り傷が穴を塞いで ぬるくなった水 触って拭って洗って嫌んなって 夜通し踊った 変わんないね 僕たちは姦しい 答えまでもう時間がない また雨の匂いがする 暗く狭い路地裏は荒れている 弱くなってしまった想いだけがただ 喰われていく 当たり散らす 日々を綴る 孤独だけが僕を祈っている 覚えの無い夜に まだ頼っている 向かう風を愛している 近く鈍い震えも流れていく 意味もないさ 吐き出した熱れに転がっていく 淡い雲 走っていく 群れる鳥 ただ歌を聴いている 答えもない全部に ただ空しさを散らした だんだんと蔑み重くなった 自意識の中で 泳いでふと息ができなくなって 夕映 沈んでいった 内側から燃え尽きるように 溢れた言葉が また僕らを刺し 苦笑って歩き続けた その後で 少しだけ君が見えた