Track by碧海祐人
密かな告白をする様に訳知り物知り 顔で呟いた 嘯く言葉の詰まる本に明け透けな 態度で荷を均した 後に尾を引く身体 笑気 食いっぱぐれた顔の哀れみを頂戴 同じよう浮かんだ情事 貧相装う靴紐を結ぶ 艶やかな街並みを切り裂いた あの音色は今何をしてるかい? 忘れたの奥で解く記憶の紐はまだ 矜羯羅がって放置した 潰れたる虫の声も兎角 気にできない様になってしまった いけ好く笑窪の跡がもう脳裏から 取れないなあ 浅い言葉 商いなあ 届かない 当たり前さ