現在地を知らせる合図が 等間隔にある それだけを頼りに見切り発車をして 一体なんのために?と そんな野暮な声もちらほら 恐らく夢など いつか振り返ればそこに見えるもの それぞれが描いてきた景色を 持ち寄り形にしよう フレームの中足りなくていい ピースなんて一つもない 噛み合わぬ情熱も怠惰も とりあえず連れて行こう 一人二人と増えてく足音に耳を 澄まして 足踏みを続ける日々も 無駄にはならない 知らない内に足場を固めてたりする なんの前触れもなく この道が崩れ去ろうとも 長い時間をかけて踏み固めた地面を 蹴って飛び立とう 肩で息をするほどの 過酷な道でも くだらない話の一つでもしながら 行こう 時には傷つけ合う 日があったりもするだろう それでも胸に抱いた想いは同じと 信じて それぞれが繋いできた今を 「せーの!」で響かせよう フレームの中 足りなくていいピースなんて 一つもない 湧き上がる アイデアにピントを合わせ続けよう 一つ二つと増えてく足跡を 今日も愛しながら
