春はそのままにして 置いておいて 消えないで、まだ 夏へ行かないで、ねえ これは私と貴方だけの記憶 分かっていたことが 受け止められないのは 言葉にはならない だけど、愛は待ってはくれない 夕暮れは明日も来るのに 繰り返す春までは遠い この先の空は見れない 私に明日は見えない 大丈夫って震えた声が届いて 生きている心地がしたんだ 美しいのは一瞬だから 私はこれで良いんだって笑って 私ここでまだ揺れて 泣いてないで確かめて 最低でもなんでも良いから 愛を忘れないでいたいの 真夜中に抜け出して 不安で泣きじゃくったりして なんで私がなんて思って いっそ貴方が私を 春はそのままにして 置いておいて 消えないで、まだ 夏へ行かないで、ねぇ これは私と貴方だけの 愛はそのままにして 置いておいて 連れて行かないで 夏は行けないや、もう これは私と貴方だけの秘密