眩しい日差しの中 擦り切れたスニーカー 線路沿いの道を歩く男 日陰に咲いた花 名前をつけたら 物語はきっと続いていく 調子はどうだい 僕はいつもどおりさ 頬杖をついてはまた起き上がるだけ 過ぎ去った日々のこと 思い返しては 帰りたくなるけどもう 帰れないまま 雨上がりの川 濁った水が跳ねた 風を引き連れて歩く男 ここまで来たけどグレイスランドは 遠く ポケットの小銭が音を立てる 調子はどうだい 僕はいつもどおりさ 頬杖をついてはまた起き上がるだけ 過ぎ去った日々のこと 思い返しては 帰りたくなるけどもう 帰れないまま 1人きりの部屋で 涙を流す君 みんなの前では いつも明るいのに 心配ないよ 世界はなるようになるんだから 最低な日々でも 笑い飛ばしてよ やるべきことは 息をすること それだけで僕ら 生きていけるから 情けなくても 不甲斐なくても 初めから僕らそんなものだろう 歩いていくよ 歩いていくよ 少し休んでも歩いていくよ 雨が降っても 風が吹いても 歩く男 調子はどうだい 調子はどうだい 調子はどうだい 僕はいつもどおりさ 頬杖をついてはまた起き上がるだけ 過ぎ去った日々のこと 思い返しては 帰りたくなるけどもう 帰れないまま