ハローハロー聞こえているかい この宇宙の彼方 ラジオからのノイズの中で いつまでも返事を待ってた おもちゃを抱えた少年 進めどこまでも ほどけた靴の紐を結び 踏み出して歩いていかなくちゃ ゆらゆら揺れる陽炎のように 触れたら消えてしまいそうで 記憶の片隅にそっと仕舞ってる 夕暮れ時の景色 大人になれば遠くまで行ける だけど見えなくなるものもある いつまでも僕らはちっぽけなのさ ささやかな願いもいつか 君のもとへ届くだろう 凍える夜を生きるための 祈りはもうその手の中に ねえこれから君は どんな世界を生きるの 本当のことは誰も分からない ただ世界は回ってく きらきら光る木漏れ日のように 全てが美しく見える日が 君には訪れる だから目を開けて それを待ってるんだ 不安が夜道を転がすときも 全てを見下ろすような朝も どこまでも僕らはちっぽけなのさ