夕立が去って窓を開けたとき 雨の匂いが少し切ない 抜け殻になったTシャツを片したら 君の街まで少し駆け足で行く 気の抜けたコーラの甘さのよう 風は吹き抜けて苛立ちも連れ 去ってく 僕はもう忘れない 君の言葉全部 寝ても覚めても ハートをノックするよ 君に会うための不器用な毎日も 愛しく思えるほどに 時々思うよありふれた幸せが 僕の足元 重石になること 時に孤独が運命にも思うけど 明かりが欲しくて僕は手を伸ばした 始まりはいつも黄昏に とりあえずはここからこの僕を連れ 出してよ 世界は色を放つ 君に触れるとき 胸の高鳴りが 君にばれてしまう あらゆる戸惑いもすべて 過去にするように 上手に笑っていてほしいよ いつかの自分を簡単に裏切るほど 僕は落ちぶれてなんかいないのさ