いくつかの間違いなどが 偶然を装って僕に 行くべき道なんかないと 知らせてくれたけど 握りしめた切符の文字は 少しも色あせてなくて 朝まで覚めぬ夢を見るのさ 魂の行方ってやつも 気にかけるようになったけど 日々の暮らしも特には 足りないこともないね 懐かしい本を読んだとき 空き地にビルが建ったとき どこか寂しい気持ちになるのさ そんな目で僕を見つめて 何もかも知りたくはないよ 大切に隠したいつかの 宝物はどこかに消えた いつの間にかくだらない 大人の約束ってもんに 縛られてまるで僕らは つまらなくなったけど あなたと過ごした毎日を 忘れることなんてないよ たまには海にでも行こうかな