あぶく。

歌詞

窓に差し込む日差しが照らした 新しい日を受け入れられず漂う 両目から流れた 涙の理由はまだ... 遠くで鳴り出す汽笛のような 今日の始発を知らせる喧騒 僕が僕らしくいられたのは 一体どれくらいだろう あの時閑散としてた胸の奥に 言葉や感情、思い出さえも 許しも無く押し込んだ青い春 その全てがどっと鮮明に 色付きあの日は大事だったって 思い起こすようなことは きっともうないから 歩く道のり おはようアスファルト ハイタッチするように ぶつかった肩から 「もうやめちゃえよ、 もう十分だろ」 そんなあぶくのような声が 胸を刺す 何度も諦めかけ 目をそらしていた 「人生」など大それた線路 進もうとしてもがき泳ぐ日々よ 大波小波を掻い潜って 進んだ先には何があんだ あぁもう少しだけ 上手に泳げたらな 柄にも無く歩き出す夜の道 できるだけ避けて通る街灯 もう誰でもいいからと 飛ばした電波 根本的解決など 遠の昔に僕は諦めました 今宵も溺れた世界で息継ぎ 涙の最終駅は何処ですか? 私いつ終電に乗れますか? ねぇ形の無い声を 今日も探してる 誰でもいいからここに立って 根拠ない言葉で諭して欲しい なんてね思うことさえも もう慣れた (閑散としてた胸の奥に 本当はずっと願ってたんだ) 涙するくらいに大事な青い春 (誰かにただ気づいて欲しくて 握りしめた片道の切符は) しわくちゃに なってしまった今も ここで光ってる また今日が終わる また明日が来る 僕はまだ...