窓の外移り変わりゆく様々な 景色をここで見てきた 変わりゆく君との生活は 見て見ぬふりで温度を確かめてた 特別が怪しくなったら 体を重ねて確かめる毎日だ 散々に後悔したあの頃の 自分から渡される挑戦状 「今が一番幸せだ」って いつだって思うし思い続けたい そしてまた終わりが待ったなしに 僕の前に現れてしまってさ 受け入れてしまうことの悲しみが 今の僕は良くわかるから 今日は丁寧に そう丁寧に 君の髪を乾かした 302 302 君と僕が愛し合った 6畳1間の寝返り 明確に明確に僕は君を愛していた この気持ちと合鍵を今 君の寝息から遠いところに置いた 喉の元使えていく様々な 言葉を胸に押し込んでさ 息をするための気道を確保して 残りの日々をただ暮らしてた ねぇ ねぇ 何かを変えたなら ねぇ ねぇ 何か変わったかな ねぇ ねぇ 何かを変えたなら あの日に戻れる? 純白に純白に染まった君のドレスの ほんの一部だけでもいいから 僕のこの僕の 真っ白になってしまった 君との想い出色にねぇ どうか染まって 302 302 君と僕の手に光った 2300円ほどの誓いが敵わないほどの 愛が未来が君の手に光った 交わすキス 鼓動のファンファーレ 君の日々に寄り添った僕は そうまさに今まさに 夢から覚めてしまった 思い出に変わる日が やって来てしまう前に その前に一度だけ明日へと 進み出した時間よ止まれ 歯磨き粉の残量不足を口実にして 会いたいな 会えるかな 会えないな 302 302 壁についた傷跡も 彼女が好きだった部屋の 消臭剤の匂いも もう何も思い出せぬほど 心から愛し合う誰かを どうかこれからも見守っていて