太古(いにしえ)より伝わりし 物語を謳い繋ぐ まがつ海より現れし光が 竜の祖形(すがた)へ変わりゆく 大地 人は竜を崇め 竜は人に加護を与え賜うた 永く続いた夢は 刻を重ねて伝承に 然れど 其の手は いつしか欲に塗れ 文明(ちから)を得た人は傲り 怒れる竜は 人の世を見捨て去った 空を割り大地を呑み込む 災禍の悪夢 竜の居ない赫き大地 猶も人の子らの 消えない争いの火種 奪えば奪われる 終わらぬ負の連鎖の中 血濡れた世界で 最後の星を 正義を見失えど 混沌から 絶望から 生まれた光 人々の希望となる 然れば今 其の英雄らを語ろう